お正月に、甥っ子姪っ子と久しぶりに会えました。
年に何回かしか会えないし、みんな習い事で忙しくしているから、会えるだけでうれしい。
…でも会った瞬間から、なんだか昨日も一緒に遊んでたみたいに自然で。
その空気をいちばん早く作ってくれたのが、Switch2でした。
この日はみんなで「8番出口」。
地下通路をひたすら歩いて、“異変”を見つけたら引き返して、なければ進むあのゲームです。
スタートした瞬間から、3人の顔がもう真剣。
画面にぐいっと近づいて、目がまんまる。
「ねえ、今の、何か変じゃない?」
「えー?ふつうじゃない?」
「いや、絶対なんかいるって!!(いない)」
この“いるって!”が、もうかわいくて。
怖いはずなのに、言い方が本気すぎて、こっちが先に笑ってしまう。
通路を進むたびに、空気がじわじわ重くなる感じ。
そして、静かだから余計にドキドキする。
「…あれ?ポスター、さっきと違う?」
「違う!違うって!戻ろ!!」
「待って待って、わたし見てない、もう一回見せて!」
戻る派と進む派で小さな会議が始まって、
結局“多数決”みたいになるのもお正月らしくて、ふふっとなる。
そして、いちばん盛り上がったのが――
「異変、ない!よし進む!」の“ない”を選んだ直後。
なにも起きないはずなのに、起きる気しかしない。
なのに甥っ子がキリッとした顔で、
「大丈夫。これは“ない”だ。」(謎の自信)
って言うものだから、もう耐えられなくて。
その後、画面のどこかがほんの少しでも気になったら、
「今の、ある?」
「…あるかも」
「え、でも“ない”って言ったよね?」
って、みんなの疑心暗鬼がどんどん育っていく。
怖いのに、笑っちゃう。
笑った直後にまた静かになって、さらに怖くなる。
この“怖い⇄笑う”の往復が、ほんとに楽しい。
しかも子どもって、気づくポイントが大人と違うんですよね。
私は「そこ?」って思うところを見つけて、誇らしげに言う。
「ほら!あそこ、ちょっと違う!」
「えっ、どこ!?」
「だから、あのへん!!!」(指がざっくりすぎて分からない)
結局みんなで画面に顔を寄せて、
わいわい“異変探し”している時間そのものが、すごくあたたかかったです。
久しぶりに会ったのに、特別な準備はいらなくて、
同じ画面を見て、同じタイミングで「うわー!」って言えるだけで、距離が一気に近くなる。
ゲームってすごいなぁって、しみじみ思いました。
そのあとにやった「太鼓の達人」も最高でした。
しかも今回は、おもちゃの太鼓も出動!
実際にドン!カッ!って叩いて、リズムを取って、
最新のアニメの曲が流れるたびに、
「これ知ってるー!」
「この曲すき!」
って、部屋の空気がパッと明るくなる。
叩く手がどんどん本気になっていくのがかわいくて、見ているだけで楽しい。
子どもって、本当にあっという間に大きくなる。
会えない間にも、できることが増えて、好きなものが増えて、
気づいたら“今”がどんどん進んでいく。
だからこそ、会えたときのこの時間を、ちゃんと味わって大切にしたい。
来年のお正月は、どんなふうになっているんだろう。
将来が楽しみだなぁ。

